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2007年11月にブログでちょこっとメモ程度に書いたもの。
クリスマスイルミネーションを見て。甘めの仕上がり、チュウも無し☆

読んでくださる方は下の「Read More...」よりどうぞ!
クリスマスイルミネーションの奇跡



それは誰に言われなくても、自分が一番良く知っている。
こんなチャラけた場所なんざ、俺には不似合いだ
重々承知で、それでもここに来たのはお前が横で笑うからだろうな

そんな無防備に腕をひっぱるなよ
上ばっかみてっと、また転ぶぜ?ほら、言わんこっちゃない・・・
腕の中で抱き止めて、その近さに我ながら驚き。

「アホォ・・・上ばっか見てるからだ」

憎まれ口でも言わない事にはどうにも調子が狂っちまう
あははじゃねーだろ、あははじゃ・・・まったく、このお嬢さんはどこまで・・・

いや、どこまでも無防備なんだろう

「あ、始まりますよ」
「ん?何がだ?」

ふと周りの電飾が消え、そしてどこからかクリスマスソングが聞こえてくる
ゆっくり、ゆっくりと辺りがまた光りの洪水に包まれた時
賑やかな音楽が鳴り響く

「しっかし・・すげぇな・・・」

圧倒。良くこれだけの電飾を考えついたもんだ。

それよりも。
さっきから俺にぴったりくっついてる、こいつをどうしたもんだろう?

「寒ぃのか?」
「いえ・・なんだか感動しちゃって・・笑っちゃいますよね」
「あほぉ・・・笑う訳ねぇだろ・・・」
「あ、また頭がぐしゃぐしゃになっちゃう」

テレながら見上げた目が潤んでいた
感動したのは俺も同じだ。でもお前さんほど、素直に涙なんか流せねぇなんだよ
だから・・・

いや、今なら・・・

「なぁ・・・こんな時なら俺も・・・いつも言えないような事が言えそうだぜ」
「本当ですか?」

あぁ・・・たぶん、このクリスマスの電飾の奇跡って奴だ
なんでだ?こうやって向かい合っても今日は、今は照れくさくねぇ・・・

「あの・・九影さん?」
「綺麗だぜ・・今日のお前は最高に綺麗だ・・・いや、いつも想ってた・・
お前を見るたび、どうしようもない気持ちに襲われて・・・
愛してるぜ・・・もう、離さねぇから・・覚悟しろよ?」

腕の中で小さく笑う声。お前が笑顔で俺を見上げる

「九影さん、最後はいつもの九影さんでしたよ」
「う、うるせぇ!」
「でも・・・嬉しいです、ありがとう、太郎さん」

クリスマスの光りに包まれて
今宵奇跡はふたりの為に・・・

<終>

2008.04.24 Thu l VitaminX l COM(0) TB(0) l top ▲

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