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またまた、2ヶ月ぶりの更新でしょうか(汗)

どうやら、ここ最近妄想脳が枯れ始めたのか、全く機能してくれなかったんです。いやぁ、困った困った。(本当に困ってない)
他人に妄想の種を植える事は出来るのに、自分の妄想の種を膨らませるどころか、枯れさせる一方・・・

で、こりゃ妄想スイッチが錆び付いちゃったかしらと。

もう、梅さんも終わりね・・・なんて、春なのにションボリしてたら
神様がちょっとだけ降臨。
錆び付いたはずの妄想スイッチに油さしてくれましたw

てなわけで、久しぶりに九影先生。しゃべり方がちょっとおかしいよ?というツッコミは優しい女神様なら、心の奥にそっとしまっておいてください。
本当はバレンタインデーに何か書きたかったんですが、どうにもまとまらず。
今もまとまってないんですがね(笑)そんなお話です。


南先生と九影先生で、B6卒業後の設定。勿論、プロポーズはされちゃってます☆


読んでくださる方は「Read More...」よりどうぞ

ホワイトデーってやつが近づいてきた

まぁお返しは、決まってるんだがな。
それより、バレンタインの悪夢を思い出して寒気がするぜ・・・


あの、甘い日はもういらない。

それはバレンタインが近づいたある日。
南は難しい顔で、雑誌とにらめっこをする日々が続いていた

「なんだぁ?そんな難しい顔して?」
「あ、九影先生」

南が見ていたのはバレンタイン特集と大きく書かれた見開きページ
慌てて閉じたが、九影にはしっかり見られていた

「見ました?」「見えたな」
もう、どうしてこうなっちゃうんだろうーと、頭を抱えて一層難しい顔になる南
困るのは九影だ。こうなっては自分が困らせてるとしか思えない

「九影さん、甘いの苦手でしたよね?」
「ん?・・・あぁ、まぁな。でもお前が作ってくれたチョコはまだ」
「飾ってあるとか言うんですか?あれ飾る物じゃないですよ!!」
もったいねーじゃねぇかと、少々興奮気味の南をなだめる九影

「で、眉間にしわを寄せてる理由は何なんだ?」

ズバリ訊かれても・・・と、南がうつむく
しばらく、そのまま固まって、ふと、顔を上げた南

「九影さん、チョコレート一緒に選びませんか?」

はぁ?としか九影には返す言葉がない
どこに?なぜ?いろんなコトバが頭をクルクル回ってる間に、南が話し出す

「だって、何をプレゼントしたら良いのか分からないし
その上、私のチョコレートを一年以上も放置していた罰です!
一緒に食べたいチョコレートを選んで下さい!!」

罰って、よぉ・・・あれは勿体なくて食べれなくて
まぁ、七瀬からは食べなくて正解だとか、意味不明な事を言われたが・・・
あと、トリさんにもそのままにしておく方が良いって言われたしなぁ

チョコを選ぶって言っても、一緒に買い物するだけなんだろ?

「良いぜ、その方が一緒に居られるって事だしな?南」
「?!・・・そんな事は、思って・・なかったです・・・デートですね」
そう返すか、と笑う九影
はい、と笑う南

しかし九影はバレンタイン前のチョコレート売り場の甘さを知らなかった


「なんだ、この人は?!!」
「バレンタイン前ですからね~いつもの事ですよ」
デパートの催事場。
バレンタインチョコレート売り場を設けた場所に二人は来ていた
しかし、ここでも九影は目立った
目立ちまくった
痛いほど視線が突き刺さる

「どれにします?」
南はいつものように、のんきにコレも可愛い、あれも良いなどと言ってる
ただでさえ狭い会場に、でかい上に金髪坊主が現れたら視線は釘付けになる

やっとの思いで、南をひっぱりだし、会場の外へ出た
しかし、南のご機嫌は斜め
「チョコレート、買わないんですか?」
「いや、買うっていうかよ・・・あの雰囲気で無理だろ」
九影が頭をかく
自分がいて良い雰囲気ではない場所。

「でも、みんな必死だったでしょ?」
南が笑いかける
そういや、チラッとこちらを見て、チョコレートを選ぶ事にまた専念する
確かに好奇の視線は痛かったが、長くは続かなかったのは確かだ

「それだけ、女性は皆一生懸命選んで、そしてプレゼントしてるんです!ちゃんと食べなくちゃ駄目ですよ?」
「・・・だから、罰か?やられたな」
「ちょっとひどかったですね、ごめんなさい」
いや、こっちこそわりぃ・・と九影
南が一生懸命に作ったチョコレート
ラッピングも、あんな風にいろいろと迷っていたにちがいない

「ありがとうな、ちゃんと食べるから今年も、くれや・・な?」

そっと抱きしめた南が腕の中で小さく頷いた


その数日後、なぜか九影は聖帝を休んだ
衣笠の話では食あたりだという事だ
「滅多にこんな事ないんですがねぇ・・・よほど、凄い物を食べたんですね」

後日、南がバレンタインに九影にプレゼントしたのは、九影からの強いリクエストのあったお店のチョコレートだった

その店のチョコレートは甘さが控えめで食べやすいと言う提案で、一緒に買いに行った程だった
南が何度も手作りのチョコレートにこだわったが、それはまたの機会で、と九影はお願いしたと言う話。


「しかし、あの時は驚きました。
まさか、彼女の手作りチョコレートが食あたりの原因なんて、言えませんよね。ふふふ」
「九影君じゃ、言えないだろうね。ま、バレンタインはなんとかなったけど、ね」
「ホワイトデーには花束を送るらしいですよ、九影君。可愛いですね」
「それのお礼で南先生がお料理を作るなんて言ったら・・・ま、二人の事だ、どうにかなるだろうね」
「ホントですね。楽しみ、いえ本当に初初しいです。うふふふ」

職員室の窓から、南と九影を見ながら、衣笠と鳳がそんな会話をしていたなんて
ふたり・・・特に南は全く、知るよりもない。


<終>

2010.03.12 Fri l VitaminX l COM(0) TB(0) l top ▲

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