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今年も宜しくお願いします。今更です。

2ヶ月ぶりの更新でしょうか(苦笑)

妄想はふる活動なのに、文章にしようとすると消える罠
今回、なんとか文章にできましたが、どうにもまとまりがなく・・・

とりあえず、長く空いたブランクを埋めるリハビリだという事で☆


南先生と九影先生で、B6卒業後の設定。勿論、プロポーズはされちゃってます☆


読んでくださる方は「Read More...」よりどうぞ

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初詣って時期でもねぇし、去年みたいに受験に受かるようにって祈る事もねぇ。
でも、一緒に行きたいってぇ時は、どうすればいいんだ?


正しいデートの誘い方

「九影先生、そろそろ水仙が咲く時期ですね」
どうぞ、とお茶を置きながら、南が言った
内心、穏やかじゃねぇ俺はそのお茶を危うくひっくり返す所だった

つい最近、その水仙の咲き具合を見てきた所だ

「あ、あぁ・・・そうだな、今週末には咲き出すだろうな」
「やっぱり。去年連れて行って貰った所、綺麗でしたからね。でもどうしても、あの神社に行けないんですよ」
どうしてこう方向音痴なのかなぁと言い残して、南が去っていく
あの神社って事は、去年の、あの神社のことか?
俺がここ数日水仙の花の具合を見に通ってる、あの神社か?
二人で七瀬が大学に受かるようにって行った、あの神社の事を言ってるのか?

そうだとしたら、誘ってもいいんだな?

「あの、よ・・南」
「はい?」

なんですか?と笑う。
真っ直ぐな瞳と、笑顔に、一瞬言葉が消える

「水仙、見たいのか?」
「そうですね、去年、九影先生に連れて行ってもらった所、綺麗だったから今年も見たいなって。」
「一緒に・・・行くか?」
「良いんですか?」
「あぁ、かまわねぇ。つーか、誘うつもりだったんでな」

南が一瞬キョトン、とする
多分、俺はさっき、そんな顔をしたんだろう
その後、言葉の意味を悟ったのか、急に真っ赤になり、うつむく
クルクル変わる表情は、見ていて飽きる事がねぇ

「じゃ、今日にでも・・・」
「え?今日・・ですか?」

一瞬、表情が変わる
「今日は用事があるのか?」
「あ、いや、そうじゃないんです。かまいません。はい、今日ですね」

それじゃ、私授業があるんで、と、パタパタ走っていく南

遠のく足音を聞きながら、頭の中でクルクル回る南の表情。
今日じゃ悪いのか?
「悪いでしょ。それじゃ、なにかのついでにって感じですよ、九影君」
「げぇ?!キ、キヌさん!!いつから?」
「いつからでしょうねぇ~うふふふ。でも、あの誘い方はひどいですよ」
ひどい?
「べ、別に、行くなら早いほうが良いじゃねぇか」
「そうじゃありません!・・・まったく九影君は女心ってものをもうちょっと勉強した方が良いですね」
キヌさんはそういうと、大げさなほどに大きくため息をついた
俺がため息をつきたい

「南先生、きっとデートの誘いだと思ったんじゃないですか?」

「はぁ?!!!」
・・・デート?
まぁ、去年勢いでプロポーズしてから、なんどかデートってやつはしたが・・・
でも、誘い方っつぅのが、どうも良く判らない俺は、無理矢理用事を作って南に付き合って貰っていた
もし、あれがデートの誘い方ってやつなら・・・今までにないほど、スマートじゃねぇか。

「でも、ダメです。ブ・ブーって感じですね」
手で大きく×印
ダメって言われてもなぁ・・・
「じゃ、じゃぁ、キヌさんはどうやって誘うんだよ?」
「そうですねぇ・・・この次の土曜日、空いてます?とか、それじゃぁ日曜日待ち合わせしてってなるのが妥当ですね。ボクの場合、そうやって誘われる事が多いんですけど。ふふふ」
「笑い事かよ・・・もう今日行くって言った後だぜ?」
何を子供みたいに拗ねてるんだ、俺は。
上手く誘えなかった事か?
今更じゃねぇか。そんなスマートなやり方はトリさんやキヌさん、二階堂がお似合いだ。
俺には向いちゃいねぇ・・・

「おやおや、拗ねちゃいました?ふふふ。そんなんじゃ、ボクが南先生、もらっちゃいますよ?」
「な、アイツは物じゃねぇ!貰うとか・・・そういうことじゃねぇだろ・・・」
「九影君は判りやすいですね~ふふ。本当に可愛いです」
からかうなや、と言うのがやっと。
頭では、キョトンとした顔の後の、ほんの少しのガッカリした顔が目に浮かぶ
そうか、デートと学校帰りにちょっと寄り道、じゃ違うよな

「もう一度、お誘いをやり直したら良いじゃないですか?なにも、今日じゃなくちゃダメ、って事じゃないんでしょ?」
「まぁ・・・そうだけどよ・・・」
「恥ずかしくて出来ないなら、ボクが南先生を」
「それはダメだ。俺がちゃんと誘う。」
そうですか、残念と笑顔で言うと、キヌさんは少し窓をあけた

冷たい風が暖房が効いて、緩みきった空気を一気に引き締める

「九影君、プロポーズしたからって、気持ちが緩んでいたら、さらわれちゃいますよ?お姫様は。うふふ」
「キヌさんが真っ先に浚いそうじゃねぇか・・・」
「どうでしょう?それより、気持ちは決まりましたか?」
「おう!ありがとうな、キヌさん。目が覚めた」

恥ずかしいとか言って、誤魔化してちゃダメだ
お前が真っ直ぐ俺を見たように、俺もお前を真っ直ぐに見なくちゃな


その日の夕方、俺は改めて、南にデートの誘いをした
場所は神社。ありえねぇ位、地味なデートだな、と笑うと
九影先生らしくて良いって笑った
笑いながら、デートにちゃんと誘われたの、初めてですねと言うお前の頬が
ほんのりと赤くて、俺は幸せな気分になれた

照れくさい、幸せな気持ちにつつまれたんだ。

<終>





2010.01.23 Sat l VitaminX l COM(0) TB(0) l top ▲

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