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桜が咲いた。そして散っていく・・・ってな訳で、花見酒が飲みたい訳だ。

某携帯サイトではイベントも始まって、花見酒が飲めるわけですが、二人でしっぽり。
なんかそんなのよくない?
つうか、春のせいか頭の中で15歳以下は駄目的なネタとか、20歳以下は駄目的なネタが繰り広げられてるんですが・・・愛故ですかね(きっと違う)



オリキャラの藤沢美雪先生登場です。そーゆう設定がお嫌いな方は読まれない事が賢明ですwチュウ☆とかしちゃいます。ラブラブです。甘い上に無駄に長いです


読んでくださる方は「Read More...」よりどうぞ

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こんなにも
桜を愛でた事があったか・・・
いや、桜じゃねぇのかも、しれねぇな・・・


~酒に酔い、華によい、そしてお前に酔いしれる~


「凄い・・・凄い桜ですね、九影さん!」
「そんなにはしゃぐなら、もっと早くつれてくるんだったな?」
はしゃいでなんか・・・と、藤沢は口をつぐむ。
十分はしゃいでたぜ、と九影はそんな藤沢の頭をグシャッと撫でた
「花見酒の用意してあんだが・・・もちろん飲むよな?」
「もちろんは余計です、もちろんは!!・・・手伝いますよ」
良いって、客は座ってろと座布団を投げられた

花見の客は二人だけ
ここは九影の実家の縁側だ

遠く、車が通る音がまれにするだけで、桜を揺らす風と、鳥の声が響く
時々九影の鼻歌が聞こえる。

---九影さん、この桜を見て大きくなったんだ・・・

藤沢は縁側に腰掛けて、桜を見上げた
大きな、立派な桜は、ただ静かに花びらをヒラヒラと落としただけだった


話は少し前にさかのぼる

B6を無事卒業させた事で、聖帝学園に少し静かな、どこか寂しい空気が漂っている春。
それでも、時々卒業生としてB6は顔を見せに来ていた

「今年も静かにお花見、って訳にはいきませんでしたね」
と保健室で桜を見ながら、コーヒーを飲む九影に藤沢が話しかけた
「そうだな・・・二階堂と真田はこの間行ってきたらしいぜ?」
相変わらず仲良しですね、と椅子に座りながら答える
花びらがす数枚保健室に入ってくる
「もう終わり、ですかね・・・」
「散り際は嫌いか?」
桜吹雪は好きですけどね・・・と照れたように藤沢が笑った
九影は桜と交互に、花びらを見つめる藤沢をみていた

「そうだ・・・今週末、お前あいてるよな?」
「急ですね」
ガラガラに空いてますけどね、とちょっと悔しそうに笑う
「俺の実家に来ねぇか?花見ができるぜ?」
「ご実家、ですか?」
藤沢の動きが止まる。九影は桜を見たまま話し続ける
「なんでも展覧会があるとか、旅行に行くとかで、留守番してくれって言われたんでな」
「留守番・・・」
なんだ、留守番か、そうだよね、そうそうと一人納得する藤沢
そんな藤沢を不思議そうにみる九影


どんだけ、驚いたと思ってるんですか・・・と、今更に思い出しては頬が熱くなる
勘違いというか・・・でも実家につれてくるって言ったら、ねぇ、と一人桜に話しかけてみる

ふと、縁側に置いてあった下駄で、桜の近くに行ってみる
下に立つと、その大きさが分かる
そっと、木の幹に手を触れる
九影さんも、ここで何度もお花見をしたんだろうか・・・
この桜は、ずっと九影さんを見てきて、いろんな九影さんを知ってるんだろうな
ふと、視線を感じて振り返ると、そこには九影が座っていた
「立派だろ?」
「はい。小さい頃からここでお花見をしてたんですか?」
「ガキの頃なんざ、花見なんて大して楽しいなんて思いもしねぇよ・・・でも」
「でも?」
そっと、隣に座る
九影は桜を見ながら、遠く、もっと遠くの自分をみるようだった
「一人でみるより、二人の方がいいな?」

桜から藤沢に不意に移された視線
その笑顔は、とても優しくて、柔らかくて。

返事をしようとした二人の間に、風とともに桜の花びらが舞った

「きれい・・・」
音もなく舞う幾千幾万の花びら。藤沢は見とれている
その頬を上気させて見とれる藤沢に、九影が見とれる

「あぁ、綺麗だぜ」

藤沢の視線と九影の視線がぶつかる
「っと、花見酒、花見酒っと」
「あ、おつぎしますよ。綺麗なお猪口ですね」
「だろ?お前のも、な」
「ごちそうさまです」

時折交わされる会話
進む酒
暮れる日、月と桜

「良いだろ?桜と月、両方楽しめて・・・」
「九影さん、もう飲み過ぎじゃないですか?」
そういうお前さんは呑んでるのか?と不適に笑う
「酔ったかもな・・・悪いが横になるぜ?」
「えぇ・・・?!!!あ、あの・・・」
「どうした?良い枕があったんで、借りたんだがな?」

ちゃっかり人の膝枕で桜を愛でるこの人を、どうしてやろう、と思う藤沢
酔った勢いつぅのも、悪くねぇな、と笑う九影

そのとき。
「あ、お猪口に桜」
「いいじゃねぇか・・・それこそ、風流ってもんじゃねぇのか?ほれ、グイっと」
「・・・楽しんでません?」
「楽しいぜ?」
「・・・楽しいですけどね・・・」
良いんですけどね、と桜の花びらが漂うお猪口を持ったまま藤沢は固まるしかない
真っ正面から楽しいとか言われると、もう返す言葉がないんですが・・・とぼやきながら。

「今年の桜は最高だぜ・・・いや、たぶん来年も最高の花見ができるだろうな」
どうして分かるんです?と聞く藤沢に九影は笑って答える

「お前さんと花見をするから、だ。」

真っ赤になる藤沢を楽しそうに見ながら、起きあがる九影
藤沢の手の花びらの浮いた酒を一気に飲み干す

「最高の花見だぜ・・・酒も桜も、お前さんも、だ」

九影がそのまま藤沢に口づけをした
桜吹雪の中、影はしばらく一つに重なったまま。

来年も、そのまた来年も、ずっとあなたの横で。
酒によって、華によって・・・そして貴方に酔わされるのも悪くない。


<終>




2009.04.10 Fri l VitaminX l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

またまたお邪魔しまーす^^
いいですねぇ、お花見。・・・もう何年も行ってないような・・・(泣。
私も九影先生に酔わされっぱなしです!!もう、キッチンドランカーの域です!!

最近、今更ながら九影先生の「悪女輪舞曲」と永田さんの「シュビドゥバ危機」を口ずさんでしまいます。
・・・えぇ、それはもうエンドレスで・・・。洗濯物干しながらもシャバダバ歌ってるので、ご近所さんから怪しまれてるかもしれないです(笑。

これからも、梅桜さんの九影先生に大いに酔わせてください!次も楽しみにしてます!

またお邪魔します^^。では。
2009.04.26 Sun l 春暖. URL l 編集
春暖さん、いらっしゃいませ!!お返事が遅くなってごめんなさいm(><;)m

お花見のSSは去年も書いたのですが、今年はもっと仲良しで…って妄想が始まり、実家は華道の総本家だし立派な庭に桜の木があったら良いよね?と、超個人的設定のもとに(笑)話しが繰り広げられています
そんなSSを読んで頂き、心より感謝します。ありがとうございました、春暖さん


悪女輪舞曲、セリフの時に毎回顔がにやけるんですが…『愛してるって?』だってーって一人おかしな人になります。ウッカリ電車で聞けません(笑)
シャバダバは口に出ますね(*^^*)隣からそれが聞こえたら梅桜友達になりたいと思います!

次回の更新はいつになるか判りませんが、また書き上がった時に足を運んで頂ければ光栄です
コメント残して頂き、ありがとうございました!またのお越しをお待ちしています!
2009.04.28 Tue l 春暖さんへ@梅桜雪月. URL l 編集

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